12月作業日2回目

一気に寒くなり、そろそろ耐えてきた植物も音を上げる季節になりましたが、今日も始めていきますよ。

再生区では、緑の協会さんの草刈り作業の準備が整っていました。1回目の時の再生区の様子と見比べてください。

島田湿地には研究機関が入ったり、貴重な植物がありますので、写真ではわかりにくいですがそういう場所は囲ってあり、草刈りをしないように目印がつけてあったりします。

今日はこの間の保全区の奥の残りと、左側の枯れ草抜きをしました。この画像の奥の方です、このエリアはミズゴケとシラタマホシクサのエリアです。

ミズゴケ以外にも、ショウジョウバカマもロゼット状に葉を出しています。来春から公開が始まる4月の第一週の土日にはショウジョウバカマの花がいい塩梅になっているかと思います。また近いうちにショウジョウバカマの印を付ける作業があるのでその時に詳しくお話しようかと思います。

ショウジョウバカマ

ショウジョウバカマ。春になると花が咲くので、その花の並び方を観察してみては如何でしょうか?きっと何かに気がつくかと思います。

マンリョウの実

マンリョウの赤い実が日にあたって輝いていました。島田湿地ではセンリョウとマンリョウがあります。マンリョウは隠すように実をつけ、センリョウは目立つ場所に付けます。一十百千万までありますよ。

ヒツジグサの水中葉

ヒツジグサの水中葉です。日本にも自生するスイレンの仲間ですね。水中葉がハート型になるのが特徴です。浮葉植物(水面に葉が浮かぶ植物)や抽水植物(水面から葉が茎で水上に出る植物)等は水中での葉と水上もしくは水面に浮かぶ葉の形が異なるものがありそれを見比べるのも面白いかと思います。

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